活着や栽培が難しいと言われるキセロフィタです。
一年管理したキセロフィタです。
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キセロフィタの花
綺麗な花も咲きます。
ごつい岩のようなボディからは想像もつかない可愛らしい花をつけます。
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以前、InstagramにポストしたXerophyta argentea (キセロフィタ アルジェンテア)の満開の写真です。
こんな感じで、雨の後にアフリカの原野で満開になる姿はさぞ綺麗だろうと思います。
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成長点からはこんな感じで葉をニョキニョキ出します。
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植え替えについて
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植え替えは3年くらい経ってからでも全然いいんじゃないかと思っていましたが、根の活着具合をどうしても目視で確認しておきたかったので、1年というタイミングで植え替えることにしました。
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根の状態を見てみたいというのは、この植物が一般的な植物のように、根からのみ水を吸っているとはどうしても思えなかったからです。
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この植物は、体の表面全体から水を吸っているのだと思います。
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乾燥したベアルートの状態でも、水を吸わせると即座に反応して、2、3日で緑の葉を出します。(もちろん水だけでなく、それなりの暖かい温度も必要)
この驚異的な反応スピードは、テマリカタヒバなどの植物も思い出しました。種類は全然違いますが。
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葉を出すばかりか、開花もしますし、ベアルートの状態で種をつけることも可能です。
気温や湿度の環境が合えば、ベアルートの状態でその辺に立てかけておくだけでも、勝手に成長してくれます。
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そういった特性があるので、根はあくまでも地面に本体を固定するためにあるのでは、と推測していました。チランジアなどのように。
ホウキのような根の断面を見て、これが活着するのか?と疑問でしたし。
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百聞は一見にしかずということで、植え替えの様子をご覧ください。
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