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先日、書籍小包と書かれた郵便物が届きました。
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中身を開けると、このような厚みのものが。
以前、能登に旅行した際に訪れた、湯宿 さか本さんからの贈り物でした。
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「奥能登食材暦」というものです。
月の初めには、その月にちなんだ食材の挿絵が入っています。
あとは1日ごとに365日分の、文章が入っているのですが、これがとても面白いのです。
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食材歴と言っても全てが食材ではなく、坂本氏が思うことや、過去のエピソードだったり、または能登の文化や、エッセイのような感じです。
湯宿 さか本さんのHPにある独言と物置というブログのようなコラムのようなページがありまして、僕はその文章にとても惹かれていたので、今回その続きのようなこの奥能登食材暦はとても嬉しいものでした。
(一部、独言/物置の中にあるエピソードも奥能登食材暦の中に出てきます。)
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もともとは年賀状に作ったものらしいのですが、もう6月なので日めくりとして使うのも残り半年分ですし、そして何よりもめくって使ってしまうのは勿体ないと思いました。
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というわけで、上の穴に紐を通して永久保存版にしました。
普通に結ぶのもつまらないので、二重叶結びというお守りなどの紐の結び方を参考に、その辺にあった麻ヒモで結んでみました。
もう少し可愛い組紐なんかあればよかったのですが、そんな気の利いたものはありませんでした。
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とりあえず、民芸っぽさが出てきまして、これはこれで気に入ってます。
現在の生活は煩雑で本をゆっくり読む時間がないので、なんとなく文章を読みたいな〜という気分の時は、この奥能登食材暦のエピソードをひとつ読む。
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読めば読むほど、一度旅行をした時の奥能登の景色が広がってくるようで、また訪れたいな〜という欲に駆られています。
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改めて宿の紹介です。
湯宿 さか本
〒927ー1216 石川県珠洲市上戸町寺社
TEL 0768ー82ー0584
なお、1月2月は寒いのでお休み とのことです
お1人様1泊2食付き
¥18,000
(※2名様1室で御利用戴いた時)
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twelve 青木 健太朗
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過去の旅の記録