フェネグリーク→メティ→カスリメティ

またしてもインドカレー系の記事になってしまうのですが、今日はこのけしからんコイツの記事です。

その名もフェネグリーク。曲者です。

 

インド原産のこのシード。香りは甘く、ほのかにカレーを彷彿とさせる

香りを漂わせている。

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な割に、テンパリング時に炒めすぎると苦くなってしまう曲者です。

 

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なんなんだコイツは。不良である事は間違いない。

 

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謎はのこるまま、賞味期限が2年ぐらいゆうに過ぎたフェネグリークを、、、

 

土にJOIN↓

 

(ぱらっと撒いて、サッと水をかけのみ。)

 

二日後くらいに…

 

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ニョキニョキと目が出始め、三日くらいでこの状態!!

この生の状態をメティと呼びます。

 

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成長過程ごとに名前が変わって行きます。

生命力強すぎなんですけど…!

 

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こんなに生きようとする意思はなんか逆に怖いんですけど、、、。(インドの日差しならもっと短時間で育ったよ。といわんばかりの)

リトルショップオブホラーズの人食い植物を思い出してしまいます。

 

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そんな感じで青木荘屋上にて色々育てていますが、このメティにおいては僕が食われる前に、カレーに入れて食ってやろうと思います。

 

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このメティを乾燥させたスパイスをカスリメティといいます。

 

メティの使い道としてはアルメティという料理があるようです。ジャガイモ、メティ、クミン、チリなどとその他パウダースパイスを使用したサブジなようです。

 

カレーの香りからはじまり、甘み、苦みと紙一重なシードです。まさに”生きるっ!!”というスパイシーな不良です!

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こういった感じで、

 

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テキトーに育てています。

 

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植物を育てていると、虫に確実に遭遇しますが、いくら育てているものをむしゃむしゃ食べられてもあまり気にしないようにしています。

食いかけのハーブなんかをその後に僕が食べます。

害虫であってもなるべく無駄な殺生はしません。

芋虫などにあっては、勝手にもりもり食べて、蝶やあるいは蛾になって勝手に羽ばたっていってくれればいいや〜くらいに考えています。

 

全てのものは円環状になっていると思います。

 

twelve 青木 健太朗