夏前のことですが、果物が好きな母親に「果物の王様」の称号をほしいままにするドリアンをプレゼントしました。
(ちなみに母は、ドリアンの匂いが家族から反感をかうため、個人的にたびたび購入してはこっそりベランダで一人で食べるというようなことを繰り返していました。そのくらい好きなようです。)
購入場所は上野アメ横センタービルの地下街にある野澤屋。
ちょうど6月くらいに入荷するっぽいです。電話で確認&取り置き。時価ですが、3000〜3500円くらいの目安。
味はアボカドやバナナのようなクリーミー系です。ちなみに絶対にビールを飲みながら、ドリアンを一緒に食べてはいけません。危険食べ合わせです。
↓これはすでにまっぷたつに割った状態。なのでかなりデカイです。
↓果実の部分は取り出し済み。果実部分は表のイガイガに比べると小さめな印象です。
↓思わず携帯電話で撮影する父。
本題はドリアンの味とか、食レポではないので、果実の写真は撮ってませんでした。
果実の中からでてきたドリアンの種です。さすがデカイですね。
以前アボカドも種から生やしたことがあるのですが、その辺は全く同じ要領です。水につけておくだけ。
一週間くらい経過。
7月5日
種に亀裂が入りました。
内側から殻を押し出す生きようとする強い意思が感じられます。
7月10日
さらに根のようなものが出てきました。
7月23日
さらに根が出てきました。日に日に長くなる感じです。
もうそろそろいいんではないかと、鉢を用意しました。
何も考えずにテラコッタの鉢を。室内なのに。
最近でこそ少し土の勉強していますが、この時はなにも考えずに腐葉土全開の用土でいきました。
飛び出している部分を下にして軽く土に突っ込む。
8月11日
かなりのパワーで種の外殻を持ち上げる。
8月16日
ついに種の殻を脱ぎ捨てる。
8月24日
曲がっていた新芽も真っすぐに。
かわいい葉っぱがついています。
9月6日
成長が本当に早いです。
あと、このくらいで、テラコッタ表面へのカビのようなほわほわを発見したのと、腐葉土に小バエが発生したため、プラスティック鉢に変更。用土も有機質をもっと減らしたものへ。
土に近い部分の質感は樹のようです。
9月15日
葉っぱは最初は半月型ですが、徐々に開いてきます。
9月30日
12月頭のご様子。
冬を乗り越えて、またどんどん大きくなってほしいものです。
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ドリアン
パンヤ(キワタ)科/ドリアン属
原産 : マレーシア
最低温度 : 5℃
光 : 直射光線を好む
日本ではまだ果実がなったことがないようです。
また、挿し木からの繁殖が簡単なようです。
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観葉植物の苗だと売ってないこともないようですが、少しはレアだということと、やはり、種から実生させると愛着も湧いて育て甲斐があります。
もちろんこの状態ではドリアンの匂いはないのでご安心ください。
twelve 青木 健太朗