続インドカレー

日々インドカレー作りに没頭している青木です。

 

最近は仕事の合間などにチャリでフラッと上野アメ横に行き、大津屋、野沢屋(アメ横センタービル地下)で目を輝かせるのが日課です。

 

レシピを見ながらのカレー制作は一回の調理で出来る量が3、4人分くらいなので、さすがに毎日作るって訳にはいかないんですけど、2、3日で完食したら次のレシピへ、時にはハーフ&ハーフが出来るようにタイミングをかぶらせたりとカレーの事ばかりを考えていました。

 

とりあえずインドカレー(カレーというかインド料理)色んな種類があるので次から次へと作ってみようというコンセプトです。

 

 

◎カシミーリーバターチキン

 

チキンをヨーグルトなどでマリネして冷蔵庫で寝かせる。

今回のスパイス達。青唐辛子のかわりにししとうを使いました。

スタータースパイスを炒め、、

ホールトマト投下。

先ほどのマリネしたチキンを混ぜます。

パウダースパイス。

煮こむ。

一応完成。カスリメティという葉っぱをのせ、生クリームを追加。

完成図。サフランを使ってバスマティライスを炊いてみたんですが、黄色さが足りてないですね。

(総評。結果、出来具合など ★★★☆☆…星三つ)

味はというと、まぁ全然いけるんですが、ヨーグルトの酸味が少し立っていて、もう少し減らせば良かったという事で星三つ。

クリーミーでちょい酸味と甘みという感じでした。

 

 

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第2ラウンド

◎ケララチキン

 

肉はチキンです。ココナッツミルクを使用するのが特徴なんでしょうか。マスタードシードや鷹の爪を入れて辛めを目指すっぽいです。

かなりはしょりましたが、タマネギみじん、ざく切りトマトなど野菜類、パウダースパイスも追加したあたりです。

チキンを入れて煮立てて、水、ココナッツミルクを投入。それから数十分弱火で煮込む。

これでだいたい完成。

バスマティ米でサフランライス再挑戦。

完成図。

ココナッツミルクのおかげかコクもあり、かなりうまかったです。もっと辛くしても良さそうでした。ぜひともレパートリーのひとつに加えたいカレーです。

そしてサフランライスはまた色が少し薄い。もっと色をつけたいのですが、サフラン高いからなぁ、、。

(結果、出来具合など ★★★★★…自画自賛の星5つ)

 

 

 

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第3ラウンド

◎ラサム

 

スープのようなかなり水っぽくて、辛くて酸っぱいはまれば病み付きな南インドのカレーです。

上写真左にあるのが新登場のタマリンドという材料です。(豆科?なんかペースト状になっていて酸っぱい。水に溶いて汁を使う。)

そして同じく上写真の右側にある皿、鷹の爪の隣のつぶつぶ。これはフェネグリークというスパイスです。こいつは使い方が難しいスパイスなのですが何も知らず調子に乗って大量に投入しました。。。

今回タマネギは登場しません。ニンニクやスパイスを炒め、トマトジュースを投入。

平行して別鍋でトゥールダール(豆)を40分くらいドロドロになるまで煮込む。写真は結構ドロドロになってきた。

タマリンド汁などを加えた赤っぽい方のベースに、別鍋のどろどろトゥールダールを合体させる。

前回作ったケララチキンのスープとしてハーフ&ハーフを実現。

しかし、今回制作したラサム、上でも触れた上級者向けスパイスのフェネグリークの致死量を気持ちよくぶっこみ、炒めまくった結果、、、めちゃくちゃ苦い仕上がりになってしまいました。フェネグリークはうまく調理すると甘さを出せるそうですが、熱に反応してすぐ苦くなるそうです。

もっとも食べられないレベルではないんですが完全に失敗でした。

フェネグリークがなければきっとおいしかったんだろうと、リベンジします。

(結果、出来具合など ★☆☆☆☆…苦すぎの星1つ)

 

 

 

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第4ラウンド(いつまで続くんだとか言わないでください)

◎ダールタドゥカ

 

肉を使わないインドのスタンダードな豆カレー。だそうです。

上の写真、この密閉瓶に二重にがっちり保管されたスパイス。その名も「ヒン(ヒング)」または「アサフォエティダ」。

こうしているのは値段が高いからではありません。

 

恐ろしく臭いのです。ドリアンのような、もうとにかく独特です。瓶に入れないでおくと時空に歪みとか出来るかもしれないです。

これをほんの耳かき一杯分位の少量を隠し味として使う事で、いい感じになるそうです。

アーユルヴェーダなどでも欠かせないスパイスだそうです。 ちなみにセリ科の植物の根っこの汁を固めたとかなんとか。体には良いみたいです。

 

前回同様、別鍋で豆をペースト状にする。豆は早くドロドロになるというレッドレンティルを使用。赤レンズ豆。

ターメリック(ウコン)を入れる事により、赤かった豆が黄色に。ターメリックの着色力恐るべし。

炒めたタマネギ、トマト投入。

スパイスをミックス。

別鍋の豆を投入。

塩を少し入れすぎましたが、ヘルシーでうまい。

ただ肉が入っていない分、若干淡白な感じかも。量を食べると最後の方、飽きはじめる。 ちなみに黒いつぶつぶはマスタードシードが焦げたものです。

(結果、出来具合など ★★★☆☆…肉がないときによい星3つ)

 

 

 

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第5ラウンド(まだ終わらないですね。何人の人が残っているんでしょうか。)

◎ポークビンダルー

マリネで色々混ぜる。酢を使った酸っぱくて辛い豚カレー。

 

写真かなりはしょります。これはスパイス類や酢やココナッツミルク、タマネギなど初期の材料もろもろをミキサーなどでドロドロのペースト状にし、切った豚肉にマリネし、3時間くらい寝かせます。

なんかほとんど完成なのですが、先ほどのマリネ豚肉を油で液ごと炒め、水などを加えて煮込みます。

生の青唐辛子を刻んでパラッとかけます。生クリームをかけて完成。

辛ら酸っぱくていい感じでした。

限界まで辛くしたらうまそうです。夏に汗だくでヒーヒー言いながら食べたいレパートリー追加カレーです。

(結果、出来具合など ★★★★★…星5つ)

 

 

 

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最終ラウンド(第7)

◎サグチキン+パニール

 

ほうれん草を使った優しいカレー。それにパニールというカッテージチーズも作り加えたものです。

パニール制作開始。

レモン汁をしぼる。酢でも代用可。

普通の牛乳に、

先ほどのレモン汁を投入。

数分後に固まりが出来始め、そのまま放置で、その後キッチンペーパーや布などで分離させる。

これでカッテージチーズ完成。

ほうれん草は茹でます。

それからミキサーでペースト状に。

今回のスパイス。

ちっちゃいトマトも加えてみました。

このくらい作ると、タマネギのみじん切りも手慣れてきました。

トマトやショウガ、ニンニクなどをざっと炒めます。

チキン投入。

水追加。

ほうれん草ペースト投入。緑色を強くしたかったので、レシピよりほうれん草量を増加。

先ほど制作したパニール(カッテージチーズ)と生クリームなども追加。パニールの場合見た目的に刻んだショウガは不要だったか、、。あとこの場合ご飯に盛らないでカレーのみで皿に入れた方が良かったかもしれないです。見た目的に。

味はそんなに辛くもしてないし、優しい感じでGOODでした。

(結果、出来具合など ★★★★☆…星4つ)

 

 

 

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延長戦

◎タコライス

 

インドカレーではありません。 キーマカレーを作ろうと思って挽肉を買っておいたんですが、色々タイミングが合わずタコライスに路線変更。番外編として。

野菜類をみじん切り、ざく切り。

 

挽肉を油で炒める。下にあるのはオリジナルタコライスソース。今回タコライス制作キットみたいのは使いません。

 

タコライスソースは主にウスターソース、ケチャップ、醤油、カレー粉(今回カレー粉もスパイスの粉から調合して作ってみました。)を適当に味を見ながら混ぜる。

 

これを炒める。これをタコミートという。

 

タコミートの上にチーズをのせる。チェダーとかのせたかったんですが、先日作ったパニールとかも入れてみました。あとパルミジャーノ。

 

サルサソースも作ります。これはトマト、タマネギ、ピーマンなどをザクザク切って、塩、酢とかレモン汁とかチリパウダーとかケチャップとか、タバスコとか入れて作ります。これは余ったら味無しのドンタコスみたいなトルティーヤ的なチップスに付けてもおいしいと思います。

 

 

完成。

 

タコミートに味がついているので、混ぜて食べてかなりうまかったです。

(結果、出来具合など ★★★★★…カレーじゃないけど星5つ)

 

 

 

うまかったし、材料も残ったので次の日もタコライス。

 

こんな感じで半熟卵とかもいいですよね。

 

ここまで読んでくれた人がいたら大変感謝です。

 

 

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ちなみに明日から夏休みをいただいて、長崎県は五島列島に旅行に行ってきます。

長崎、福江島、中通島、小値賀島、佐世保などにいくのですが、自然がきれいそうでアナログな場所っぽいので、最大限にぼんやりして息抜きができたらいいなと思っています。

 

 

 

それでは長々とお付き合い頂き、ありがとうございました!

 

 

青木 健太朗