この日はフィンランドの隣国であるエストニアの首都タリンへ。
エストニアはフィンランドから、バルト海フィンランド湾を挟んだ対岸にあるバルト三国(エストニア・ラトビア・リトアニア)のうちの一国です。
フィンランドからエストニアへは、片道2時間の船での移動になります。
ヘルシンキ 西ターミナル(Helsinki West Terminal)という場所からタリン行きの船に乗ります。
早朝に出発しました。
もともと僕らがいたヘルシンキ(フィンランド)と、これから向かうタリン(エストニア)は別の国ですが、シェンゲン協定(wiki)により、出入国検査なしに自由に国を行き来することができます。
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Eesti Käsitöö Maja
こちらのお店では、エストニアの民族衣装や伝統工芸品を扱っています。
タリンの旧市街の中に、全部で3店舗あります。
編み物ファンの方や、伝統民族柄ファンの方には垂涎のショップです。
ここでタリンの記念に、編み手袋を購入しました。
派手な柄物が多い中、なるべくシックなカラーリングにしました。
フラップになっていて、指先が出る仕様です。
お値段は€31.20
Eesti Käsitöö Maja
住所 : Pikk 22, 10133 Tallinn,Estonia
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ANNELI VIIK
タリンの人気ショコラティエによるお店です。カフェスペースもあります。
ANNELI VIIK
住所 : Pikk 30, Tallinn 10133, Estonia
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こちらはロシア大使館(Russian embassy)
2016年12月19日にトルコの首都アンカラで、駐トルコ・ロシア大使アンドレイ・カルロフ(Andrey Karlov)氏が銃撃されるという事件が起きました。
おそらくその事件の影響で、ロシア大使館前には多くの献花や、蝋燭など置かれていました。
ロシア関係のニュースですと、2016年12月25日にロシア国防省Tu-154旅客機墜落という事故も起こっています。
やはりここはロシア大使館ですし、上記のロシア大使の銃撃事件の影響による献花だと思われます。
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Maiasmokk マイアスモック
1806年に創業したタリン最古の老舗カフェです。
ロシア大使館の向かい側に位置しています。
ひとまず素通りして、帰りに寄ることにしました。
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ラエコヤ広場
タリン旧市街のかつての中心地。
クリスマスシーズンだからか、いろいろなお店が出ていました。
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Raeapteek (市議会薬局)
1422年に創業したヨーロッパの中でも古い歴史のある薬局です。
ラエコヤ広場に面しています。
ちなみに日本でも有名なフィレンツェの古い薬局サンタ・マリア・ノヴェッラ(santa maria novella)は活動を1221年に開始、または最古の処方は1381年のものらしいので、いずれにしても、このタリンの市議会薬局の方が新しいということになってしまいます。
かなり昔のことですし、細かいことはよく分かりませんが、こちらの市議会薬局も長い歴史があるということで間違いはないですね。
がっちりとブランディングされたサンタ・マリア・ノヴェッラに比べると、そこまで商売っ気がなく親しみが持てます。
何か掘り出し物も見つかりそうな、雰囲気です。
失恋に効くマジパンというのも昔からの人気商品だそうです。
中世の時代にはユニコーンの角なんかも売っていたらしいです。
おそらくイッカク(海の生物の)の牙だったのではないでしょうか。
Raeapteek (市議会薬局)
住所 : Raekoja plats 11, Tallinn 10146, Estonia
こちらはwikiのリンク
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Kloostri Ait
小腹が空いたので、たまたま近くにあったこちらのレストランでランチをいただきました。高級ホテル・Telegraafの近くにあるお店です。
Kloostri Ait
住所 : Vene 14, 10140 Tallinn, Estonia
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ZIZI (リネンの専門店 )
リネンが好きな人は是非行ってみてください。
上質なリネンを使用したホームテキスタイルの商品が中心です。
柄物などもありますが、基本は無地でカラーバリエーション豊富というラインナップです。
アイテムとしてはシーツや枕カバー、クッションカバー、ガウンなど家で使うものがメインです。ちょっとしたタオルや、トートバッグはお土産などにもいいかもしれません。
店員さんは少し無愛想な印象でしたが、別に怖いわけではありません。ただ、向こうから接客してこないって感じでしょうか。とりあえず店内の写真は控えました。
ZIZI
住所: Vene 12, 10123 Tallinn, Estonia
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KATARIINA GILD
こちらは手工芸のクリエイターなどが集まる店舗です。
建物の中に小さな店舗がいくつも入っています。
こちらのカタリーナギルドはそこまで詳細にお店をチェックしませんでした。
何となくチラ見程度です。
KATARIINA GILD
住所 : Vene 12, Tallinn, Estonia
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キャサリンの路地 (Katariina käik)
このドミニコ修道院の横にある大きな石版は、中世の墓石らしいです。
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こちらも名所。セーターの壁です。
城壁に沿って並んだセーターの路面店にちなみ、そう呼ばれているそうです。
こちらの城壁は、上まで登ることができます。有料ですが。
階段であがるので、少々疲れますね。
城壁の上から街の景色を眺めることができて満足できました。
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III Draakon (3ドラーコン)
旧市庁舎の一階にある中世を意識したレストランです。
こちらではエルク(ヘラジカ)のお肉が食べられるそうです。
今回、このお店には入りませんでしたが、内装から店員さんまで中世の時代にタイムスリップしたような雰囲気にしているようで、人気スポットなのだろうと思います。
III Draakon (3ドラーコン)
住所 : Raekoja plats 1, 10146 Tallinn, Estonia
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Aleksander Nevski katedraal
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
帝政ロシアにエストニアが組み込まれていた1894年から1900年に建設された正教会の教会です。
トームペア丘というちょっと山の手感がある富裕層エリアにあります。
綺麗で荘厳な佇まいです。
それは帝政ロシアの威圧感を感じるようでもあります。
しかし、こういったクーポル(玉ねぎ型の屋根)が突然、眼前に現れるとテンションが上がりますね。
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
住所: Lossi plats 10, 10130 Tallinn, Estonia
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Estonian History Museum – Great Guild Hall
大ギルドの会館 (エストニア歴史博物館)
エストニアの歴史がわかる博物館です。
こちらの建物は15世紀に建造されたもので、歴史的にも重要です。
19世紀には、コンサートホール、シアター、演劇の施設として使われていたようです。その後はワインセラーになった時期を経て、現在のミュージアムになったようです。
アンティークな雰囲気が好きな方にもオススメの場所です。
Estonian History Museum – Great Guild Hall
大ギルドの会館 (エストニア歴史博物館)
住所 : Pikk 16, 10123 Tallinn, Estonia
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昼間に前を通ったタリン最古のカフェ Maiasmokk マイアスモック に来ました。
1日歩き疲れた体にスイーツは沁みますね。
とても満足できました。
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船の時間に遅れないように、港に戻ります。
一日中歩き回って行きたい目的地も順調に回ることができました。
うちの奥さんも大満足だったタリン旧市街でした。
2年経った今でもタリンの思い出を語り合います。またいつか訪れてみたい素敵な場所でした。
ちなみにうちの奥さんはルバーブの郷土菓子を食べたいと言っていました。
時間がなくて諦めましたが、夕食をKuldse Notsu Kortsというレストランでいただこうとしていました。
次にタリンに行く機会があれば訪れてみたいです。
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港のターミナルや、船内では免税(Duty-free)なので、美味しそうなエストニアの地ビールを買いました。
ヘルシンキに戻ってから買ったサンドイッチとサラダをつまみに、エストニアの地ビールをいただきました。
4日目はこれで終了。
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twelve 青木 健太朗