ヘルシンキ旅行二日目です。
2016.12.25 クリスマス
ヨーロッパのクリスマスは、日本のクリスマスと違い家族でゆっくり過ごすようで、日本のクリスマスとは印象が異なります。
どちらかというと、日本の元旦のような静けさみたいな感じです。
ちなみに12月26日はボクシングデーという休日で、またお店ではセールが開始される日でもあります。
そんな中で営業しているお店はかなり限られてきます。
お店など公共施設もだいたい閉まっています。
というわけで、本日の予定は、その中でも開園していたヘルシンキ動物園に決定。
※その場で決めたわけではなく、妻の綿密な事前調査、スケジュール組みによってこの旅行は成り立っています。
ちなみにヘルシンキ動物園は前日の12/24は休園していたようです。その年により変更があるかもしれないので事前に確認してみてください。
AM9:00. GLO HOTEL 朝食編
AM11:00. ヘルシンキ動物園への行き方
AM11:20. ヘルシンキ動物園
AM12:50. ヘルシンキ動物園 カフェなど
PM1:15. ヘルシンキ動物園 植物温室
ヘルシンキ動物園 まとめ
AM9:00. GLO HOTEL 朝食編
まずは、GLO HOTEL Kluuvi の朝食の様子。
ブッフェ形式(バイキング)で、好きなものを自分で取りに行きます。
1Fにあるレストランです。空いてる席を見つけて、給仕さんに部屋番号を伝えればオッケーです。

ブッフェの写真を撮ればよかったのですが、この日の写真からは見つかりませんでした。
物価が高いフィンランドで、朝食が付いてくるのは嬉しいです。

特に野菜は高いので、このタイミングで栄養補給。
経済性を重視する旅行であれば、昼の分まで食い溜めとか。

普通にどれも食べれました。美味しい料理もあり、お気に入りを見つけるといいですね。
ちなみにメニューの変更は、その日により多少はありますが、基本的にだいたい同じような内容です。

デザートもしっかりと摂取。
とりすぎたので食べきれず右上のドーナツは紙に包み3時のおやつになりました。
ホテル出発
AM11:00. ヘルシンキ動物園への行き方
ヘルシンキ動物園へ行くために、ヘルシンキ中央駅前のバス乗り場に向かいます。
この時点で午前11時くらいです。

なにかのオブジェ。2017年を意識したものでしょうか?

中央駅前スケートリンク。

天気は曇りで気温はそこそこ寒かったです。
左手にアテネウム美術館、右奥がヘルシンキ中央駅

アテネウム美術館。後日、ここも訪れます。


アテネウム美術館 前のバス乗り場
こちらのバス乗り場はいろいろなところに行く線が出ていますが今回の動物園行きは下記の通り。
バス乗り場の番号…17番
乗るバスの番号…16番

動物園行きのバス。デザインも可愛くていいですね。
バス番号を覚えるのもいいですが、このデザインで大体動物園行きかってわかります。
バスのチケット。2.70€。

バスはクリスマスだからか空いています。

動物園へ行く我々のテンションを上げてくれます。

ヘルシンキ動物園、直行。
乗車時間は待ち時間も含めて約20分くらい。

フェリーで行く場合
ちなみに、この動物園は、バス以外にも、5月から9月の間はフェリーでも行くことができて、HPオフィシャルのBy ferry 部分にも時刻表などが載っています。
フェリーのチケット価格は下記になります。
大人 …往復6.99€、片道3.49€
学割、老人 … 往復2.97€、片道1.48€
18歳未満は無料。
12歳未満は大人の同伴で、無料で乗れるみたいです。
場所はハカニエミ(Hakaniemi)という場所と、
港にあるマーケットスクエア(Market Square)
のいずれかからフェリーに乗れるようです。
AM11:20. ヘルシンキ動物園
ヘルシンキ動物園入り口付近

一般大人料金
12€ (1476円くらい)

0歳から3歳までは無料。
下記は家族用。大人2名と子供3名のセットで36€。子供(4歳から17歳) が、6€だから、子供一人分の6€お得です。

老人や学生などは8€みたいです。

開園時間 10:00~16:00まで。これは冬の営業時間。夏は白夜ということもあり、もっと遅くまで営業しています。

切符売り場の近くの売店。

ぬいぐるみが売っていました。ホテルに完備されているトラと同じ製造元か?と、クオリティ感から妙に気になってしまいました。
ちょっと欲しかったです。
左の大きいサイズ 19.50€。
右のミニサイズ 7.50€。

チケットを購入してゲートを入ります。

そして長い一本の橋を渡ります。

この動物園は小さい島になっているんですね。
橋を渡るとメガテリウムがお出迎え。

メガテリウム (Megatherium ) は、新生代第四紀更新世(164万~1万年前)ごろ、南アメリカ大陸に生息していた巨大なナマケモノの近縁属らしいです。
オオナマケモノという呼び名もあるそうです。
→メガテリウム (Megatherium ) Wikipedia←

このオブジェは原寸イメージで作られているようです。成長すると6~8mってでかすぎですね。
凶暴なやつではなくてナマケモノの類でよかった。
わからない、凶暴かもしれないです。
動物がいるスペースに突入。

ガイドというか係員のおばちゃんがいて話しかけてきました。英語が話せれば色々聞くことができます。
マナーの悪い観光客などを注意したりもしていました。
こういった施設にいる動物は常にあらゆるストレスに晒されていると思うので、このようにビシッと注意する人がいた方がいいと思いました。
なかなか迫力がある虎。

ポリカーボネートのような強化プラスティックみたいなもので仕切られていたようですが、中の動物が前の方まで降りてくると、結構至近距離になるので迫力ありです。

実際にこの虎が、この直後この透明の仕切りに向かってガオーといって突進してくる場面があり、目の前で見ていたグループの人たちが腰を抜かしていました。
壁を叩いたりして無意味に刺激しないようにしましょう。
説明のボードは2ヶ国語なので、英語がなんとなく読める方は右側です。

僕は英語は疎いですが、なんとなくどんなようなことを書いてあるのかはわかります。ホントなんとなくですが。
アムールヒョウ


前を横切ってくれました。

サウッコ…と読むのでしょうか?ラッコか?と思いましたが、カワウソっぽいですね。

リンクスとかそっち系の、大型猫。

レッサーパンダ。安定的な可愛さ。

さすがにこいつは二本足で立つことはしなそうです。

おっ、これはやばいですね。
マヌルネコさん。

もふもふ感と振り向きざまのキリッとした表情がたまらないですね。

その厚い毛から、毛皮目的の乱獲などもあり、結構数は減っているみたいです。
感染症に弱く、飼育が難しいようです。近親交配を避けて繁殖を目指すため、世界的に動物園が協力しあって数を増やそうとしているようです。
こんな可愛い動物を絶やさないためにも頑張って欲しいです。
マルヌネコって名前もなんかいいんだと思います。
実物。

なんか寒そうで、固まって丸くなってほぼ動きはなしでした。しかもわりと遠い場所で。遠目だとただの猫にしか見えません。
マヌルネコが飼育されている日本の動物園。
上野動物園(東京)
こども動物自然公園(埼玉)
那須どうぶつ王国(栃木)←リンクのHPを開くと音でます。
東山動植物園(愛知)
神戸市立王子動物園(兵庫)
マヌルネコ情報が多くなってしまいました。
この植物なんでしょう?

ポップコーンツリーとあだ名がつきそうな見た目。

塊根系植物は趣味として色々調べているつもりではありますが、いざ植物という広いフィールドに出ると全然素人です。まったくわからん。

道しるべ。

鳥ゾーン。

バイソン。

こいつなんだっけ?
ちょっと忘れましたが良い感じで写真が撮れたので掲載。

動物園の島から一本橋があり、さらに小さな島があります。
建物が見えました。立ち入り禁止なようなので、今は使われていないのかもしれません。

ゴツゴツした岩。
こういう建物は何か北欧っぽいです。

これはフィンランドの野生動物の分布図。こういうのも大切ですね。

エルクみたいなやつ。

売店。おそらくクリスマス時期だからか、閉店してました。

ラクダ。もぐもぐしてますね。

ここでレストランっぽい建物が。
AM12:50. ヘルシンキ動物園 カフェなど
ヘルシンキ動物園
カフェやレストラン、休憩所など。

RAVINTOLA KARHU
多分、レストランKARHU
結局入らなかったので、詳しくはわかりませんが、ここは熊の飼育場所に併設されていて、食事をしながら熊が観れるという施設のようです。

下記、メニューです。

・ヤギチーズサラダにトマトフォカッチャが付いてくるセット 14€
・鮭のクリームスープにライ麦パンのトーストが付いてくるセット 14€
・ミートボールクリームソースとマッシュポテト 14€
・揚げ豆腐にキヌアにトマトバジルソース 14€
・バーベキューベーコンバーガー 15€
・チーズバーガー 14.50 €
・ヤギチーズバーガー 14.50 €
14€前後ですね。(1700円くらい)
下記、単品メニューとドリンクメニューなど。

子供メニュー 全 8€ (1000円くらい)
・サーモンスープとライ麦パン
・ミートボールマッシュポテト
・チーズバーガーとフライドポテト

こちらはPICNIC CAFEなる場所。

多分、↑のポスターはZZZZZとあるように、熊は今、冬眠中ですよってことみたいです。
案の定、このリースがあるだけで、熊は表にはいないようです。

ここはピクニックカフェなる場所で、おそらく、お弁当を持ってきた人など、自由に出入りできる施設です。
レンジなどありました。

この建物の中にプリクラ的なマシーンを発見。

5€。うーん。

ガラパゴス化して多彩な機能を搭載しまくった日本のプリクラとは程遠い、かなりシンプルな証明写真に近いクオリティっぽいです。撮ってないのでわからないですが。

こちらの建物も脱出。
歩いていくと、こんな建物も。

アジがある亀オブジェ。

PM1:15. ヘルシンキ動物園 植物温室
ここで、歩いていくと温室を発見。

こんなところまで来て植物に触れてもいいんですか!?と、高鳴ります。

入り口
アフリカアジア

モイスチャーでメガネが。湿度は高いです。

巨大なサボテンが。と思いきや多分ユーフォルビア。
Euphorbia ingens (和名 : 沖天閣)

Crassula ovata

こちらはパキポディウム
ゲアイーとかかな?ちょっとわかりません。Pachypodium の何か。

爬虫類くん。

ユーフォルビア 花キリンでしょうか?
どこの温室に入っても大抵栽培されている定番種です。

植物の説明なんかもありますね。下記はユーフォルビアについての部分。

下記はサボテンですね。

アロエ。

アガベ。

サンスベリア。

洞窟風。

これ、なんだか忘れました。ヌートリアよりも小さいし、モルモット?家族団欒ですね。

鳥が紛れ込んでいました。

蛇。

鬱蒼としています。

着生ランの一種。綺麗な花が咲いています。

すいません、ちょっと、マヌルネコでパワーを使いすぎて、植物パートは一個一個が、かなり適当になってしまいました。
こちらからはアマゾンエリア。ジャングルっぽい感じなんでしょうか。

水槽と熱帯魚。

ウーパールーパーくんがいました。

エクメアのようなやつ。ブロメリア系。

名前わかんないっす。

熱帯っぽいオウム。

こういうサイズが小さめな猿たちもいました。アマゾンっぽいですね。
アマゾン館を出ました。
これはリスの家だったかな…忘れました。
もうすぐ出口です。この装飾はクリスマス仕様でしょうか。

猫型砦も発見。

動物園を脱出。
冒頭にあった切符売り場に併設されているカフェ。

バス待ちだったらコーヒー一杯ってできそうですね。
ヘルシンキ動物園の島から見える、ヘルシンキ市街。 
帰りもバスです。
あっという間にヘルシンキ中央駅に到着。

まだ来たばかりですけど、旅の起点という感じでヘルシンキ中央駅に戻ってくると安心します。
午後になり、人もちらほらいますね。
たまに移民風のような方々を見かけますが、治安の悪さというのはあまり感じないです。
ちなみにこのヘルシンキ中央駅は1860年に開業したようですが、1909年の改築の際はエリエル・サーリネン(Gottlieb Eliel Saarinen)が設計を担当したようです。

これにて2日目の前半終わり。
2日目前半 まとめ
・ホテルの朝食がブッフェ形式だと食いだめができるのでお得。
(特にクリスマスシーズンは店が閉まっている場合もある)
・クリスマスシーズン(12月24日~26日)は休みの施設が多いが、ヘルシンキ動物園は25日、26日は開園している。
・ヘルシンキ動物園へのバスは中央駅横のバス乗り場 17番、乗るバス番号 16番。
(乗り場番号とバス番号が似ているので注意ですが、バスのデザインで一発でわかる)
・ヘルシンキ動物園へは、5月から9月の間はフェリーでも行くことができる。
(乗る場所は ハカニエミ か港にあるマーケット広場)
・動物園 開園時間は10月から3月の期間は10:00~16:00まで。
4月と9月は10:00~18:00まで。
5月から8月の期間は10:00~20:00まで。
・冬は動物の動きが鈍く、クマは冬眠しているため見れない。
・ヘルシンキ動物園内でクマを見ながら食事できる場所がある。
・ヘルシンキ動物園には植物の温室がある。
(温室の規模は後述のカイサニエミ植物園の方が大きい)
Korkeasaari Elaintarha
Helsinki Zoo
P.O. Box 4600, 00099 CITY OF HELSINKI
Street address: Mustikkamaanpolku 12
Navigator address: Marsalkantie
Ticket office: +358 (09) 310 37409
Customer service (Mon-Fri 8am-16pm): +358 (09) 310 37900
E-mail: zoo.asy@hel.fi
これにて2日目前半終了
次のページは2日目の後半、映画館 ORION (オリオン)です。

↑この辺。
ホテルのFree Wifiを使って、i Phoneで地図検索。画像などを控えておくと便利です。
クリスマスに北欧の動物園に行けたというのはなんだか思い出深いです。
twelve 青木 健太朗