10月10日に神楽坂にオープンした「ラカグ la kagu」にようやく行けました。
こちらのFASHION PRESSの記事にも詳細に紹介されています。
上記の記事引用です
施設は、隈研吾建築都市設計事務所によるもの。内観デザインは、昭和40年代に建てられた本の倉庫をあえてそのまま活かした工業的でミニマルな空間となっている。
ということです。
隈研吾建築とはぜんぜん気づきませんでした 笑
ファッションやライフスタイル感はもちろんのこと、本の雰囲気も推しているようでした。
それも地域性に沿うようなコンセプトの一環なのでしょうか。
こちらの施設の2Fメンズフロアは、元ドワグラフ 、sasquatchi fabrixをやられていた田中行太さんが担当されているということでとても気になっていました。
印象的な手さげ袋↓
潜入捜査のみの予定でしたが、予定はあくまでも予定で、びびっときた安田奈緒子さんの皿を購入しました。
こちら
おそらく、あり物のベース皿に、後加工で銀の模様を描いているのでしょうか。
安田奈緒子さんの他の作品などを漁ると、少なからずこういった銀彩金彩が出てくるので作風の一つであるのだと思います。
オーブン禁止と、酢などの使用により銀彩部分が黒ずむ可能性があるとの注訳つき。
すでに黒ずんでる部分ありますがそれも表面感としてはいい感じです。
黒ずむのが嫌であれば、シルバー磨きにて復活させることが出来ると店員の方に言われましたが、シルバーアクセじゃないんだからと複雑な気持ちにもなります。
この皿とは関係ありませんが、同じくシルバー925や、スターリングシルバー、コインシルバーなどが使われるインディアンジュエリー界において、こういったシルバーの黒ずみは”パティナ Patina”と呼ばれていて、あえて磨かずに黒ずませたままにしておいて渋みを楽しむということがあります。
僕の愛するインディアンジュエリーも最近、酸化しまくりでシルバーというよりもくすんだ黒に覆われてきました。
という感じで、いつも通り、話の筋をそらしましたが、そんな感じで、面白い皿が手に入って良かったです。
本体価格 2000円なり。
と、そんなに高くなくて良かったです。
多少見た目もがちゃがちゃしていますし、食器として使ったときにどうなのかはわかりませんが、物として眺めていると良い感じです。
ちょっとした買い物ですが、満足感も充分にありました。
また少し時期をおいて、商品の変化、動きなどを見に行きたいと思わせてくれる施設でした。
こちらの施設、ファーマーズマーケットも随時開催されるようで、とても気になります。
※この辺は土地柄もあり駐車料金、若干高めです。
twelve 青木 健太朗