友人柏村くんの働いている会社主催のFUCTの展示会に行ってきました。
千駄ヶ谷の会場(会社)
FUCTは、グラフィティ出身のアーティスト、エリック・ブルネティによって1991年にLAでスタートしたブランドです。
そして入り口には西海岸のかなりきわどい陶器アーティスト charles kraft(チャールズクラフト)の作品、Jesus Malverde (ヘスス マルベルデ)のお香立て2体が鎮座。
(Jesus Malverde (ヘスス マルベルデ)はメキシコ麻薬密輸の守護聖人という、かなりぶっ飛んだ、実際に信仰されている聖人。その偶像!? もちろんローマカトリック教会から聖人として未認定 笑) (ただの悪人だけではなく美談などもあるようですので気になる人は調べてみて下さい。)
意外とこれデカイんですね。実物ははじめてみました。
マルベルデ コレクション
メキシコお土産事情としてグアダルーペのマリアとかはかなりベタなので、旅行の際は是非このマルベルデのお土産を買ってきて欲しいなと思います。
(悪い人が好きなんではなく、こういうアウトだろという人が民間信仰の対象になっているのが面白いなと思います。何百年とか経ったら完全な神話になっちゃってるかもしれませんね。カリスマ性みたいな人々に語り継がれる人気というのは、実際のあれこれを超越するのではと思います。)
話はそれました。奥には他のcharles kraft作品を見る事ができました。
三島由紀夫のデスマスクをかたどったものなどもありました。もはや何でもアリですね。
展示会も面白かったです。
というか率直な感想として、ネタ的なものだったり、表しているものがギリギリすぎというか、実際ギリギリ越えちゃってる気がします。もちろん良い意味で 笑
こういうグラフィックのネタの持ってきどころのウマいウマくないみたいな感覚って、なんだか大喜利に通じるような感じもします。
で、肝心の展示会です。
一個しか個人オーダーしませんでしたが、色んな意味でとても保養になりました。
今回の展示会に出てた訳ではないですが、往年のこのJAWSのパロディとか、(サメと人を逆にしてみました。みたいな)
このグッドフェローズ(マーティンスコセッシの映画)の(勝手にコラボ?)したグラフィックとか味わい深いです。
その後は、会場近くの鳩森神社に引き寄せられるように。
同行した小林先輩。
茅の輪(ちのわ)チャレンジで厄災をブロック。
茅の輪の回り方解説。
ちょっとまえに掲載した蘇民将来の記事がありましたが、こちらもそれにちなんでいるようです。
この神社、前はよく通っていましたが、初めて中に入りました。結構しっかりしている感じでした。
天気もよく、良い日でした。
終わり。
としたいところなんですが、鳩森神社内の解説にあった蘇民将来のエピソード部分の写真。
裕福な巨旦将来は拒否しましたが弟の蘇民将来は貧しいながらももてなしをしました。~
と、青い紙で弟と丁寧に訂正してありましたが、蘇民将来は兄ちゃんじゃないの?という疑問が。
神社の人、間違えたと思って間違えて訂正してしまったのでしょうか。聞いてみれば良かったです。
巨旦将来=弟
蘇民将来=兄
だと思うのですが。気になる。
まぁ、見ている人のほとんどが、どっちでもいいわと思われたと思います。
すみません。
twelve 青木 健太朗