こんばんわ。ビール片手に更新です。
自己紹介はもはや必要あるのかと疑問ですが、一応、青木です。
またまた蓄積された個人的情報を誰に向けてかわかりませんが、解放します。
“酒が関わる”宵越し(酔い越し)のブログは更新しない。とはよく言ったものです。
酒に飲まれがちな僕は、酔い越しのブログ更新の明朝に必ずと言っていいほど、色々な意味で反省をし、場合によっては一日寝込むほどの精神的ダメージを勝手に被るからです。もはや二重人格の領域です。
だけど更新します。
更新したい時にしなければ、、気分が乗った時にしなければ、、ただでさえ筆不精(タイピング不精)な僕は半年に一回くらいになってしまうからです。
コイツ生きてるのかなっていうような生存確認的な意味で、たまに見に来てくれる人もいるらしいですので…
表題のBORN TO ILLですがこちらは勝手にパロディしてみましたが、元ネタはBORN TO KILL、直訳で「殺す為に生まれてきた」になります。
(元ネタから”K”を取ってみた訳ですが、そんな”ILL”の意味するもののようになれればいいなという希望的観測も含めてのタイトルにしてみました。)
この元ネタは映画愛好家の方はピンとくるかもしれません。
巨匠スタンリーキューブリックのフルメタルジャケットのジャケイラストに描かれた文句です。
映画では「見敵必殺」または「生来必殺」という訳とのことです。
主人公か忘れましたが、登場人物のヘルメットにもこの文字が描かれています。ちょっと場所と字体が違いますが。。
作品ってほどのものでもないですが、自分で勝手に作っといて割と気に入ってるランプを紹介します。
アメリカのビンテージランプ(おそらくミッドセンチュリーくらいのやつ)の土台と、ベトナム戦争時の装備品であるM1ヘルメットをランプシェードに見立てて、無理矢理に合体させただけの逸品です。
オリジナルのパーツ収集にこだわりました。
ヘルメットバンドもオリジナルのものです。
弾丸は上野の中田商店にて一発300円のもの。
ピースマークのバッジは家のその辺を捜索していたら奇跡的に見つかった同じデザインのもの。
実現していませんが、ヘルメットバンドに当時のラッキーストライクの箱を差し込みたいです。
BORN TO KILLはステンシルかなんかで今後、気が向いたらペイントしてみたいです。
このM1ヘルメットはなんと三層構造になっていまして、インナー(樹脂による強化プラスティック、ケブラー製)、その上にかぶせるアウター(アイアン製、鉄兜、かなり重い)、その上に、写真に見えている迷彩カバーを装着します。
ちなみにこのカバーは一見そのように見えるウッドランドではなく、たしかリーフパターンという、ウッドランドよりもすこし小柄なピッチの迷彩だったと思います。
ジャケにもみられる、メットカバー内に所々開いたボタンホールのようなディティール、このリップはなんぞやと、かねてから疑問に思っていましたが、これはベトナムでのジャングル戦を想定したディテールで、そのボタンホール状の穴に木の枝をブッさして更に擬態化を図るというもの。それを知ったときはちょっと感動しました。
ミリタリーおたくなる人たちの存在は以前から知っていましたが、こちらも知らべてみるといるいる。
このM1ヘルメットも前期、中期、後期とディティールの調整が行われていて、それによって希少価値が変わってくるっぽいです。コレクターの方もいるようですし、普通の人が見ればどう違うのか見分けがつかないレベルです。リーバイスの66前期、後期みたいな感じですかね??ケツポケット裏のチェーンステッチがなんたらかんたらみたいな。
で、話はそれましたがこのランプ名付けて「Loser Lump」。ベース部分がどことなくトロフィを彷彿とさせて、ピリリと皮肉を効かせてみました。
あんな意味の無い戦争をかつての栄光っぽい感じで表現してみたつもりです。。。
この映画の背景であるベトナム戦は、アメリカ史上かつてない泥沼化を呈していった戦争の一つで、アメリカが初めて負けた戦争というようにも言われます。長々と伸びていった鼻がボキっと折れた瞬間でもありました。
おかげでアメリカ国内では、僕らも大変影響を受けたであろう数々のカウンターカルチャーというものが雨後の筍のようにつぎつぎと生まれていきました。
ビートニクやヒッピーや、アメリカ人の東洋思想への傾倒などもそれに付随しているのではないかと思われます。(うろ覚えでテキトーに書いているので、間違ってるかもしれません。笑 もし本当に興味がある人は自身で調べてみて下さい。)
もっとも、東洋思想のことは第二次世界大戦の後にもそういった傾向はみられるっぽいですが。
これは以前やっていたブログ内にて僕が作ったパロディです。また載せてみました。PWはPrisoner of Warの略で、捕虜を意味します。といってもこの表現はアメリカ軍でのものなので、アメリカ軍のM1ヘルメットにPWと描かれているのは矛盾っぽいとも言えますが、、
難しいことは置いておいて、とにかく、フルメタルジャケットも好きだし、キューブリックも好きだと言うことです。
個人的、好きなタイトル。
もはや定番ですが「時計仕掛けのオレンジ」。
冷戦をブラックジョークで描いたコメディ「博士の異常な愛情」。
戦争がまだロマンティックだった頃の話「バリーリンドン」。
とか「シャイニング」ももちろん好きです。
更に話がそれますが、この人、ルーニー マーラーさんのこの時計仕掛けのオレンジのアレックスコスプレ、片目だけのつけまつげの破壊力がハンパないです。
ドラゴンタトゥーの女の主演でもある彼女ですが、時計仕掛けのオレンジの主役アレックス役のマルコムマクダウェル氏の息子さんと交際されていることでも有名です。そこまでくればアレックスコスプレも許されるというものです。
ちなみにドラゴンタトゥーの女の、彼女のピアスは全部本物らしいです。元々お嬢らしいですが、それには見合わない女優魂というものも持ち合わせているようです。(そしたら例のニップルはどうなんだ!?という議論も巻き起こっていたと思いますが)
僕もはじめ「ドラゴンタトゥーの女」ってタイトルに対して勝手に嫌悪感を抱いていましたが、いざ観てみると意外と面白いので未見の人は是非!
フルメタルジャケットに話を戻しますが、とりあえずハートマン軍曹は怖いですね。ファミコンウォーズCMも彼のパロディというのは有名です。
こんなのを見つけました。
このハートマンのかぶっている帽子も、以前当ブログでも書いた「マウンテンハットについて」のくだりにあるプラスドライバー状のボコボコ帽子ですね。
僕らははだしのゲンによるトラウマ世代ですので、そういった自らの疑似体験をもとに、これからもラブ&ピースで生きていければなと思いました。
青木 健太朗