足利ノルシュテイン

先日、ロシアのアニメーション作家であるユーリ・ノルシュテイン氏の展示「話の話」をみるために栃木県は足利市へ行ってきました。

足利駅で降りなければならないのですが、ひと駅分通り過ごしてしまい..

野州山辺駅という駅へ。無人でした。

足利駅までひと駅分歩く事に。

そして足利駅に着くと、これはこれはドムドムバーガーではありませんか。

発見し反射的に入店しましたが、ドムドムと言えばこれだという目玉商品が特にみつけられず、無難な商品を食べたと記憶しています。

帰宅後、江原氏に報告するとドムドムの存在自体知らないようでした。

ちなみに日本でのハンバーガーの展開はマクドナルドより早いようです。

本題に戻り、この展示を見てきました。

貴重な原画やノルシュテイン氏の奥さんでもあるヤールブソワ氏の絵なども展示されていてかなり目の保養になりました。

奥さんのヤールブソワ氏はノルシュテイン氏の考案したラフのキャラクターをちゃんとしたキャラとして描き直したりと主に映像に使われるアートワークを担当しているようでした。

(ちなみにノルシュテイン氏も絵は上手で自画像などが展示されていました。)

じめっとしたような重厚なダークトーンですが、なぜだか暖かみがありとてもかわいい感じです。

思わず「霧につつまれたハリネズミ」の登場人物ハリネズミのヨージックぬいぐるみをゲットしました。これはMサイズです。

ちなみにヨージックとはロシア語でハリネズミという意味です。そのままですね。

子グマ君に会いにいく森の中の冒険物語です。

(左のモコモコしてるのが子グマ君で、右のがさがさがしてるのがヨージックです)

宮崎駿氏や手塚治虫氏も好きなアーティストとして上げているようです。

僕はチェコのアニメーション作家ヤン・シュヴァンクマイエル氏もとても好きなのですが、こちらも奥さんであるエヴァ氏の描く絵は大変素敵です。

ウチのポスターですがこれもエヴァ氏の作品です。

両氏とも監督という立場に立つのはダンナさんですが、それを陰で支える奥さん方の才能にもついつい目が行ってしまいます。

青木 健太朗