フィンランド旅行記-Vol.6 三日目 後編 ヘルシンキ ストックマン(Helsinki Stockmann) (2016.12.26)

前回からの続きです。まだ12月26日です。

 

この日はボクシングデーです。

ボクシングデーについてはこちら

 

クリスマスイブ、クリスマスは、街中のお店が閉まりますが、ボクシングデーからはセールが開始します。

 

ストックマン(STOCKMANN)が営業していたので、立ち寄ってみました。

ストックマンは1862年に創業したヘルシンキの老舗大型百貨店です。

 

ALE REAとのポップがいたるところにあります。

ALEはフィンランド語、REAはスウェーデン語でセールを意味するようです。

 

異国のデパートを見るのは楽しいです。目の保養にもなりますね。

 

まだクリスマスの余韻が残っています。

 

 

この辺はインテリア雑貨などのフロアですね。

 

 

ベルソ・デザイン(Verso design)

白樺の樹皮を編んだカゴ。もともとは100%ウールの高品質フェルトのプロダクトで有名になったみたいですね。

 

 

iittalaのお店に潜入しました。

イッタラの至高のガラスアート製品であるトイッカバード↓

トイッカバードのデザイナーである、Oiva Toikka / オイバ・トイッカ氏は、フィンランドにおけるガラス工芸の巨匠です。

 

彼がデザインしたバード達を、熟練の職人達が一点一点作るので、同じものでも柄がわずかに異なります。

 

ずっと狙っていたのですが、日本ではかなり高価なので全く手が出せませんでした。

 

フィンランドはイッタラの国ということで、もしもセールなどのチャンスがあれば、日本に一羽お連れしたいですね。と、密かに企んでいました。

展示された色とりどりのバード達。

地震が多い日本ではこの展示の仕方は危なっかしいですね。落ちたらクチバシや尻尾が割れてしまいそうですね。

 

フィンランドは物価こそ高いですが、やはりフィンランドのブランドだと日本で買うよりも安い印象です。

↓こちらはフクロウ君。中央の大きいサイズで約138,375円。高っ。右手前の一番リーズナブルなモデルでも約28,167円です。う〜〜ん。。

トイッカ バードは毎年新しいモデルが出ます。

大きなサイズもあります。

フィンランド旅行は始まったばかりなので、この日はバード達のプライスチェックのみで終了。

 

ちなみにイッタラからは、オイバ・トイッカ氏による、アニュアル キューブ(Annual Cube)という立方体のガラスアート作品が毎年リリースされています。

アニュアル キューブを見ると、どうやって作っているのか想像もつかないような構造になっています。

トイッカ氏のプロダクトは、同じ枠組みの中で様々なバリエーションが展開されます。

コレクター癖がある方は、その虜になってしまうと散財する危険性があるので、要注意ですね。

アニュアル キューブはバードよりもマニアックな印象がありますが、気になる人は調べてみてください。

 

 

こちらはマリメッコ(Marimekko)のお皿。

 

多肉植物もありました。サボテンやユーフォルビア。

左から学名は、Mammillaria zeilanniana 、Mammillaria hahniana 、Euphorbia resinifera 、Euphorbia enopla。

写真を見て調べたりしたので間違っているかもしれません。

何れにしてもレア種ではないと思います。デパートの店内での栽培なので、物によってかなり徒長しています。

Ficus microcarpa 通称 ガジュマル。

土の状態はけっこうヤバそうですね。

 

こちらはヘルシンキのカフェ、カール・ファッツェル (Karl Fazer Café) (以下 FAZER)です。

FAZERは120年の歴史をもつフィンランドの老舗チョコレート(お菓子)店。

その店舗がストックマンの中にもありました。FAZERについては、また別日に紹介する予定です。

 

クリスマス関連の商品は、日本同様にクリスマス後にセールになるのでしょうか。

 

フルーツ売り場です。なんとも絵になる置き方です。

 

チーズはやっぱり豊富ですね。

 

丸焼きチキン。

 

ここは寿司コーナーです。

値段は忘れましたが、写真を見る限り、9という数字が見えるので、おそらく1,000円以上すると思います。

ヘルシンキに長期滞在したら食べたくなるかもしれません。寿司コーナーが確立されていることは日本人としてなんか嬉しいですね。

 

 

量り売りのお惣菜コーナー。

本日はこのお惣菜屋さんで何種類かの料理を買って、夕食にしようと思います。

日本でもこういった売り方は見かけます。1〜4のサイズの容器を選び、それぞれグラム単価の異なるお惣菜を入れてもらいます。

種類によっては、重さによって高くなるので、注意が必要ですね。

 

 

フジッリのようなショートパスタ。種類はかなり豊富ですね。好みにもよりますが、どれもとても美味しそうでした。

 

上と下では似ていますが、ちょっと内容が異なります。

 

NHKの世界ふれあい街歩き というテレビ番組のフィンランド/ヘルシンキの回に登場されていたストリートミュージシャンの方を発見しました。

この方はロシアのサンクトペテルブルクから、ヘルシンキまでパフォーマンスをしに来ているようです。

 

 

 

GLO HOTELへ戻り、お惣菜を食べます。

 

 

お惣菜紹介のコーナー。

 

 

↓ショートパスタ入りのサラダ  7.77€

容器の大きさと、重量がありそうなチーズとオリーブのおかげで一番高価になりました。

 

↓クスクス 1.97€

量が少なめだったので比較的、安めの価格になりました。

↓ラザニア 5.96€

寄ってしまって食べかけのような見た目になってしまいました。結構高かったです。

↓カーシュナッツと鶏肉の炒め物のような料理 4.16€

量も少なめなので比較的安めです。

 

この四種類のお惣菜で、合計19.86€です。

日本円に換算すると、2,442円です。やはり日本と比べるとちょっと割高ですよね。

(だいたいこの辺の時期のレートで1ユーロ=123円くらい。)

多少高くても、旅行であちらこちらへ動き回るパワーを蓄えなくてはなりません。

お皿に取り分けると、こんな感じです。味はどれも美味しかったです。

 

 

 

これにてフィンランド旅行三日目が終了です。

 

 

twelve 青木 健太朗