種から 観葉ドリアン

夏前のことですが、果物が好きな母親に「果物の王様」の称号をほしいままにするドリアンをプレゼントしました。

(ちなみに母は、ドリアンの匂いが家族から反感をかうため、個人的にたびたび購入してはこっそりベランダで一人で食べるというようなことを繰り返していました。そのくらい好きなようです。)

購入場所は上野アメ横センタービルの地下街にある野澤屋

ちょうど6月くらいに入荷するっぽいです。電話で確認&取り置き。時価ですが、3000〜3500円くらいの目安。

IMG_3572ドリアンはご存知の方も多いかもしれませんが匂いが強力です。

味はアボカドやバナナのようなクリーミー系です。ちなみに絶対にビールを飲みながら、ドリアンを一緒に食べてはいけません。危険食べ合わせです。

 

↓これはすでにまっぷたつに割った状態。なのでかなりデカイです。

IMG_3576

↓果実の部分は取り出し済み。果実部分は表のイガイガに比べると小さめな印象です。

IMG_3573

↓思わず携帯電話で撮影する父。

IMG_3575

本題はドリアンの味とか、食レポではないので、果実の写真は撮ってませんでした。

 

果実の中からでてきたドリアンの種です。さすがデカイですね。

IMG_3578

以前アボカドも種から生やしたことがあるのですが、その辺は全く同じ要領です。水につけておくだけ。

IMG_3625水はマメに交換します。

 

一週間くらい経過。

7月5日

種に亀裂が入りました。

IMG_3643種の側面のヌルヌルは極力こすって落とした方が良さそうです。

 

内側から殻を押し出す生きようとする強い意思が感じられます。

IMG_3665

 

7月10日

さらに根のようなものが出てきました。

IMG_3696

 

7月23日

さらに根が出てきました。日に日に長くなる感じです。

IMG_3916

IMG_3918

IMG_3919

もうそろそろいいんではないかと、鉢を用意しました。

IMG_3921

何も考えずにテラコッタの鉢を。室内なのに。

最近でこそ少し土の勉強していますが、この時はなにも考えずに腐葉土全開の用土でいきました。

IMG_3922

飛び出している部分を下にして軽く土に突っ込む。

IMG_3923

 

8月11日

IMG_4175

かなりのパワーで種の外殻を持ち上げる。

IMG_4185

8月16日

ついに種の殻を脱ぎ捨てる。

IMG_4254

 

8月24日

曲がっていた新芽も真っすぐに。

IMG_4271

かわいい葉っぱがついています。

9月6日

IMG_4333

成長が本当に早いです。

 

あと、このくらいで、テラコッタ表面へのカビのようなほわほわを発見したのと、腐葉土に小バエが発生したため、プラスティック鉢に変更。用土も有機質をもっと減らしたものへ。

IMG_4399

土に近い部分の質感は樹のようです。

IMG_4400

9月15日

葉っぱは最初は半月型ですが、徐々に開いてきます。

IMG_4496

9月30日

IMG_4570

IMG_4606

12月頭のご様子。

2015-11-16 20.35.43

IMG_5752

冬を乗り越えて、またどんどん大きくなってほしいものです。

=============================================

ドリアン

パンヤ(キワタ)科/ドリアン属

原産 : マレーシア

最低温度 : 5℃

光 : 直射光線を好む

 

日本ではまだ果実がなったことがないようです。

また、挿し木からの繁殖が簡単なようです。

=============================================

 

観葉植物の苗だと売ってないこともないようですが、少しはレアだということと、やはり、種から実生させると愛着も湧いて育て甲斐があります。

もちろんこの状態ではドリアンの匂いはないのでご安心ください。

 

twelve 青木 健太朗